カスタムエージェント向けのMCP接続

カスタムエージェント向けのMCP接続
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MCPを使用して、カスタムエージェントを外部システムやデータソースに接続する📶

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MCP(モデルコンテキストプロトコル)接続により、カスタムエージェントを外部アプリへ安全に連携させることができます。MCPを介すだけで、エージェントはLinear、Ramp、Canvaなどのアプリとの事前設定された接続を利用できるため、情報を読み取ったり、アクションを実行したりできます。また、MCP接続をカスタマイズすれば、どのアプリにでも接続が可能になります。

備考:MCP接続は、ビジネスプランとエンタープライズプランでのみ利用できる機能です。

MCP接続を使用することで、カスタムエージェントはモデルコンテキストプロトコルを通じて外部のツールやサービスとやり取りできます。MCPツールは、定時実行、NotionやSlackでのイベントを基にトリガーされる実行、チャットや@メンションからの手動実行など、あらゆるトリガータイプに対応しています。

主な機能:

  • 設定済みサーバー:追加の設定を行うことなく、主要なアプリへすばやく接続できます。

  • カスタムサーバー:公開URLを使用し、ホストされているMCPサーバーに対応したあらゆるツールに接続できます。

  • カスタマイズ:各接続で使用するツールは、個別にオン/オフを切り替えることができます。また、実行前に確認を求めるか、自動で実行するかを選択できます。

各MCP接続は、そのカスタムエージェント専用のものであり、認証を行った本人の認証情報が使用されます。接続は、複数のエージェントが同じサービスに接続している場合でも、共有されません。

例を使って説明します。

  • エージェントAのためにFigma接続をセットアップした場合、エージェントBには別のFigma接続をセットアップする必要があります。

  • 設定するエージェントごとに、それぞれのMCPサーバーにログインする必要があります。

  • 1つのエージェントの接続を取り消しても、他のエージェントの接続には影響しません。

以下のアプリには、追加の設定を行わなくても、そのまま接続できます。

  1. カスタムエージェントの設定を開きます。

  2. ツールとアクセスに移動します。

  3. 接続を追加追加をクリックします。

  4. 事前設定されたサーバーを選択します。

  5. 認証プロンプトに従ってアカウントを接続します。

  6. サーバーにあるツールのうち、エージェントに使用させたいものを選択します。利用可能なツールは、選択するサーバーによって異なります。

  7. 保存をクリックします。

事前に設定されたリストにないMCPサーバーに接続する場合は、次の手順に従います。

  1. カスタムエージェント用のMCP接続を使用するには、ワークスペース管理者 が設定からそれを有効にする必要があります。(設定Notion AIAIコネクターカスタムMCPサーバーを有効化。)

  2. ワークスペース管理者がカスタムMCP接続を許可したら、カスタムエージェントの設定を開きます。

  3. ツールとアクセスに移動します。

  4. 接続を追加カスタムMCPサーバーをクリックします。

  5. MCPサーバーのURLを入力します。

  6. 接続の表示名を入力します。

  7. 必要な認証情報があれば、入力してください。

  8. 保存をクリックします。

カスタムMCP接続の認証

カスタムMCPサーバーは、次のサインイン方法のいずれかまたは両方をサポートします。

  • OAuth

  • ヘッダーベースの認証

    (たとえば、APIキーまたはベアラートークン)

一部のOAuthサーバーは、動的クライアント登録(DCR)をサポートしていません。つまり、OAuthサインインを機能させるには、Notionがクライアントアプリケーションをサードパーティサービスに事前に登録する必要があります。使用するサーバーがDCRをサポートしていない場合は、そのドキュメントを確認して、代わりにAPIキーまたはベアラートークンを使用できるかどうかを確認してください。どちらのオプションも利用できない場合、MCPサーバーはカスタムエージェントで使用できません。

カスタムエージェントがMCP接続をどのように使用するかは、エージェントの設定ツールとアクセスで指定できます。MCP接続エントリを展開して、利用可能なツールを確認し、どのように実行するかを決定します。ツールは横にあるトグルで有効・無効を切り替えることができます。

読み取り用ツールと書き込み用ツール

  • 読み取り用ツール(例: 検索、取得、リストアップ、表示)を使用すると、カスタムエージェントは外部システムに変更を加えることなく、情報を取得したり、表示したりできます。

  • 書き込み用ツール(例:作成、更新、削除、送信、投稿)を使用して、外部システムのデータに変更を加えます。デフォルトでは、

    エージェントがアクションを実行する前に確認が必要です。

自動的に実行または必ず確認

  • 自動的に実行を有効にすると、ユーザーによる確認なしでツールがアクションを実行できるようになります

    。この設定は、データを変更しない読み取り用ツール(検索、取得、リストアップ、表示)に最適です。

  • 必ず確認を有効にすると、アクションが実行される前に、ユーザーが承認またはキャンセルを行うことが必須となります。書き込み用ツール(作成、更新、削除、送信)では、意図しない変更を防ぐために、これがデフォルト設定となっています。

MCP接続を削除する方法

  1. エージェントの設定を開きます。

  2. ツールとアクセスに移動します。

  3. 対象のMCP接続を見つけて、削除をクリックします。

  4. 保存をクリックします。

  5. 変更を加えた後は、必ずエージェントの動作をテストしてください。再度認証を行うことで、いつでも再接続が可能です。

備考:接続を削除すると、エージェントはそのサービスにアクセスできなくなるため、そのサーバーに依存する定時実行が行われなくなる可能性があります。接続を一旦削除してしまうと、保存をクリックしていなくても、エージェントのワークフローが中断される可能性があります。

MCP接続では、カスタムエージェントに対して設定されたユーザー権限レベルが遵守されます。MCPで連携したツールにおいて、各権限レベルで実行可能な操作は以下の通りです。

エージェントへのフルアクセス権限と編集権限を持つユーザーは、以下の操作を行えます。

  • エージェントに新しいMCP接続を追加する

  • エージェントとのチャットおよび連携済みのすべてのツールを利用できます。たとえ、カスタムエージェントを介さない、直接的なアクセス権限をそのツールに対して持っていない場合も利用可能です。

  • エージェントのアクティビティログとMCPツールの使用状況を表示する

  • 既存のMCP接続を解除する

  • 再接続するまたはMCPサーバーの認証情報を更新する

また、設定済み のMCP接続について、フルアクセス権限と編集権限を持つユーザーは以下のことを行えます。

  • 有効化または無効化するツールを設定したり、ツールの実行設定を変更したりする(自動的に実行 vs. 必ず確認)

備考:MCP接続が確立されると、MCP接続を認証したユーザーのみがツール設定の構成と更新ができます。他のユーザーがエージェントに対してフルアクセスまたは編集権限を持っている場合でも同様です。エージェントは、外部サービスにアクセスする際に、そのユーザーの認証情報と権限を使用します。

エージェントに対して閲覧権限と限定操作権限を持つユーザーは、以下の操作を行えます。

  • エージェントとのチャットおよび連携済みのすべてのツールを利用できます。たとえ、カスタムエージェントを介さない、直接的なアクセス権限をそのツールに対して持っていない場合も利用可能です。

  • エージェントを介して読み取りアクションと書き込みアクションの両方をトリガーする

  • 確認が必要な場合に、書き込みアクションを承認またはキャンセルする

  • 接続されているMCPサーバーを(エージェント設定で)確認する

閲覧権と限定操作権限を持つユーザーは、以下の操作を行えません

  • MCP接続を追加または削除する

  • 有効にするツールを変更する

  • ツールの実行設定を変更する

  • エージェントの完全なアクティビティログを表示する

備考:意図しない変更を防ぐため、書き込みアクション(アイテムの作成や更新など)には、デフォルトで確認が必要です。ユーザーには、エージェントがアクションを実行する前に、アクションの具体的な内容を示すプロンプトが表示されます。

接続したツールが表示されない場合は、以下のことを行ってください。

  • エージェントの設定ページを再度読み込む。

  • MCPサーバーが正常に認証されていることを確認する(緑色のチェックマークが付いている、またはステータスが「接続済み」になっている)。

  • サーバーがインターネットに接続されており、ツールのメタデータを返していることを確認する。

  • サーバーと再接続するか、一旦接続を解除してから、もう一度追加する。

エージェントの実行がMCPエラーで失敗した場合は、以下のことを行ってください。

  • アクティビティ タブを開き、エラーメッセージがないか確認する。

  • 接続がまだ有効であることを確認する(トークンの有効期限が切れている可能性あり)。

  • エージェントの設定で接続が有効になっていることを確認する。

  • MCPサーバーに再接続して、認証情報を再度読み込む。

  • エージェントへの指示を更新し、使用したいサーバー名やツール名を記述する。たとえば「LinearのMCPを使用して、このモックのメタデータを取得する」のように書き直します。


よくあるご質問(FAQ)

MCP接続を複数のエージェントで共有できますか?

いいえ。各カスタムエージェントは、各MCPサーバーへの個別の接続が必要です。これにより、セキュリティモデルがシンプルになり、各エージェントに適切なアクセス制御が確保されます。

同じサービスに複数のアカウントを接続できますか?

単一のエージェント内ではできません。複数のアカウントを使用する必要がある場合は、それぞれに独自の接続を持つ個別のカスタムエージェントを作成する必要があります。

MCPサーバーがダウンしている場合や到達できない場合はどうなりますか?

MCPサーバーが利用できない場合:

  • エージェントは実行ログにエラーを報告します

  • そのサーバーのツールは失敗しますが、エージェント全体がクラッシュすることはありません

  • アクティビティタブを開き、エラーメッセージがないか確認します

MCPサーバーとネイティブNotionインテグレーションの違いは何ですか?

ネイティブのインテグレーション(Slackなど)はNotionに直接組み込まれており、最初にワークスペースオーナーによる承認が必要です。読み取り権限および書き込み権限とトリガー機能を提供します。

MCPサーバーはオープンプロトコルに従い、ワークスペースのメンバーであれば誰でも追加できます。読み取り権限と書き込み権限はありますが、トリガー機能はありません。

どちらもカスタムエージェントと連携しますが、MCP サーバーはカスタムツールやサービスとの接続においてより柔軟性があります。


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