Notion HQに公開

カスタムエージェントが登場

作成者: Akshay Kothari

Notion 共同創業者

TL;DR

  • カスタムエージェントは現在利用可能です。Notion、Slack、Mail、Calendar、Figma、Linear、カスタムMCPサーバー間で、繰り返し発生する作業を処理する自律型AIチームメンバーが24時間体制で対応します。

  • チームの最も反復的なタスクを自動化します。エージェントは、繰り返しの質問に答え、タスクをルーティングし、ステータス更新をコンパイルし、ワークフローを自動化します。必要なものを記述し、トリガーを設定するだけです。

  • 共有され、つながっています。一度構築すればワークスペースで共有でき、Notion、Slack、Mail、その他多数のツールでエンドツーエンドのワークフローを実行させることができます。

  • エンタープライズクラスの管理。エンタープライズクラスの権限、バージョン管理、使用状況分析、組み込みセキュリティを備えたエージェントを確実に展開できます。

  • 新しい利用量ベースの料金体系。カスタムエージェントは、行った作業に基づいてNotionクレジットを消費します。メンバーあたりの料金は変わらず、その他のAI機能もそのまま搭載されます。

  • パブリックベータ期間中、2か月間無料。カスタムエージェントは、ビジネスプランとエンタープライズプランのパブリックベータ期間中、2か月間無料でご利用いただけます。

ついにカスタムエージェントをお試しいただけるようになりました。

チームは、実際に行うのと同じだけの時間を費やして、位置合わせ、更新、ルーティングの作業を行っています。カスタムエージェントを使用すると、以前は毎週何時間もかかっていたタスク(またはスケーラビリティのために開始すらできなかったタスク)を自動的に実行できます。

カスタムエージェントは、チームを支えるAIにとって転換点となります。AIチームメンバーとして、頼めば助けてくれるだけでなく、ワークフロー全体を自律的に処理してくれるからです。チャンネルの監視、タスクのルーティング、更新情報の集約、質問への回答などを任せておけます。

Notion社内でも、この数か月間、カスタムエージェントを試してきました。そして今や、エージェントが従業員の数を上回っています。でもこれは当社だけの話ではありません。初期に導入したお客様が構築したエージェントは21,000を超えています。

Braintrust、Ramp、Clayなどの企業がカスタムエージェントをどう活用しているかをご紹介します。

ユーザーがすでに持っている知識を使って質問に答えるQ&Aエージェント。

Slackで同じ質問に何度も手動で答えるのではなく、エージェントに自動で答えてもらうか、Notionで直接チャットしましょう。セールスとサポートは、待つことなく一貫した回答を得ることができます。ITチームと人事チームは、ポリシーに関する繰り返しの質問に無駄な時間を費やすことはありません。さらに、新しい情報が表面化したときには、エージェントが元のソースに反映できるため、知識を最新の状態に維持できます。

Ramp社のチームは300を超えるエージェントを抱えていますが、その多くはQ&A用です。たとえば、同社の「Product Oracle」は、ロードマップや機能の仕組みについて、毎日数十の質問に回答しています。

適材適所を実現するタスク振り分けエージェント。

リクエスト、フィードバックや問題が発生すると、エージェントはそれらを把握してデータベースで追跡し、必要な情報をすべて付け加えたうえで、チームに最新情報として戻します。これにより、終始一貫したワークフロー自動化がついに実現するのです。

Remote社は、週あたり20時間を削減し、ITヘルプデスクを1つ完全に置き換えました。Notion社内で最もよく使われているエージェントは、製品のフィードバックをルーティングするために共同創業者の1人が構築したものです。

レポートを作成・共有するプロジェクト報告エージェント。

常に最新の情報を得ることは不可欠ですが、一日の大半をそのために費やすべきではありません。毎日のブリーフィングから、毎週のミーティング、毎月のビジネスレポートまで、今やすべてを自動で記録できるようになりました。Notion、コネクテッドツール、Webからエージェントがコンテキストを収集し、あらゆる情報を分かりやすく提示してくれます。

Braintrust社が構築したDeal Spotterエージェントは、アップグレード案件に特化したアカウントレポートを毎週送信しています。またClay社のIncident Reporterは、根本原因と推奨処置を含む事後報告を作成しています。

ご紹介した活用例は、ごく一例にすぎません。カスタムエージェントのセットアップは簡単で、ジョブの説明を短く伝えるだけ。チャットでアップデートを行うこともできます。エージェントが個々に応じた指示書を作成し、すべてのツールと連携を可能にします。インスピレーションを必要とするシーンでは、カスタムエージェントのテンプレート、Notionアカデミーコース、動画のプレイリストを活用できます。

カスタムエージェントの価格設定

カスタムエージェントに反復作業を任せておけば、ユーザーは必要な作業に集中できます。ニーズに応じたスケーラビリティも備えており、ワークフローを自動化するほどエージェントの価値が高まります。

これをサポートするため、カスタムエージェントは作業量に応じてNotionクレジットを消費します。現在のプランと単価は変わりません。Notionエージェント、AI ミーティングノート、エンタープライズサーチなどの他のNotion AI機能は、ビジネスプランとエンタープライズプランで今後もご利用いただけます。

ただしこうした変化には、慣れていただくまでに時間がかかることも承知しております。そのため、2026年5月3日までは無料でカスタムエージェントをご利用いただけます

2026年5月4日以降は、ビジネスプランとエンタープライズプランのアドオンとして提供されるNotionクレジットを消費します。これらのクレジットは必要な分のみご購入いただけます。

AIの利用状況を把握

カスタムエージェントがバックグラウンドで継続的に実行される場合、予測可能性とが鍵となります。そのコストや、作成できるユーザー、エージェントの実際の動作といった部分を

透明化するため、以下の機能をご用意しています。

  • AI使用状況ダッシュボードにより、カスタムエージェントによるクレジットの使用状況や、ワークスペース全体で付加価値を高めている場所を正確に把握

  • プロアクティブアラートと自動一時停止により、クレジットの上限に近づくと通知し、限度額に達すると自動的に停止します。

  • 実行内容をログに記録することで、各カスタムエージェントが何をトリガーし、どのようなアクションを実行したかを正確に確認できます。

  • 取り消し可能な変更により、カスタムエージェントが行う操作を元に戻すことができます。

  • 詳細な権限により、各カスタムエージェントがアクセス・編集できる内容、作成できるユーザー、オン/オフ制御を管理できます

また、お客様のデータはお客様が所有・管理します。Notion AIはコンテンツを学習しませんし、エンタープライズプランでデータが保持されることもありません。

AIの安全性に関する最後のメモ。

エージェントのセキュリティは、私たちが真剣に考え、積極的に投資しているものです。LLMを利用したすべてのシステムと同様に、カスタムエージェントは、誰かが読み込んだコンテンツに隠された指示を通してエージェントを操作しようとすると、「プロンプトインジェクション」の試みに遭遇する可能性があります。このリスクは、接続されたツール、アップロードされたドキュメント、さらには社内コミュニケーション全体にわたって存在します。プロンプトインジェクションの可能性を自動的に検出するガードレールを実装しています。管理者とワークスペースオーナーが接続を監視し、エージェントがアクセスできるものを制限するコントロールを構築しています。

私たちのアドバイス:エージェントにアクセスを許可する前に、なじみのないコンテンツを確認し、詳細な権限を使用してエージェントの範囲を制限し、使用状況ダッシュボードを活用してエージェントのアクティビティを監視します。

カスタムエージェントを使い始める

カスタムエージェントは、すべてのビジネスプランとエンタープライズプランで今すぐお試しいただけます。カスタムエージェントは今後、スピーディーな改良を重ねる予定です。ぜひフィードバックをお寄せください。さまざまな用途でご活用いただければ幸いです。

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